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【薬院】小児歯科矯正の目的・治療が必要なケース・家庭でのサポート
薬院の小児歯科がわかりやすく解説!小児歯科矯正の目的・治療が必要なケース・家庭でのサポート
小児歯科矯正では、成長期のお子さんの顎や歯並びの問題を早期に発見し、適切な時期に治療を行います。大人の矯正治療とは異なり、お子さんの成長に合わせて顎の発育を促したり、歯並びを誘導したりすることが特徴です。
こちらでは、薬院の浄水通りこが歯科・矯正歯科が、小児歯科矯正の目的・治療が必要なケース・家庭でのサポートについてわかりやすく解説します。
小児歯科矯正の主な目的
小児歯科矯正の目的は、主に3つです。
- 顎の成長の促進または抑制
- U字型の歯列弓の拡大
- 口呼吸や指しゃぶりなどの習慣的な悪癖の改善
小児歯科矯正は、一般的に「第一期治療」と「第二期治療」に分けられます。
第一期治療
- 対象年齢:3歳~12歳ごろ
- 特徴:乳歯から永久歯への生え変わり時期に行う
- 目的:顎のバランスを整える
- 使用装置:主に取り外し式の床矯正装置もしくはマウスピース矯正装置
第二期治療
- 対象年齢:12歳~成人
- 特徴:永久歯が生えそろった後に行う
- 目的:歯並びや噛み合わせの改善
- 使用装置:ブラケット矯正やマウスピース矯正など
早期治療は、顎の成長を利用して矯正できるため、治療期間が短縮される可能性があります。また、将来的な歯科的問題のリスクを軽減できる場合もあります。
ただし、すべてのお子さんに早期からの矯正治療が必要というわけではありません。いつから治療を開始するか・治療計画の内容については、歯科医による適切な診断が必要です。
また、小児歯科矯正にかかる費用は基本的に保険適用外です。しかし、以下のような場合は、保険適用となる可能性があります。
- 顎変形症による咬合異常
- 前歯や小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常
- 厚生労働省が規定する咬合異常に当てはまる
小児歯科矯正治療が必要なケース
お子さんの歯並びや噛み合わせに気になる点がある場合、早めに矯正歯科医院での相談をおすすめします。特に以下の症例では、矯正治療が必要となる可能性が高いです。
反対咬合(下顎前突、受け口)
下の前歯が上の前歯の外側に重なっている状態です。顎の異常な成長を引き起こす可能性があるため、早期の対応が望ましいです。
交叉咬合
奥歯が逆に噛み合っている状態を指します。これも顎の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
叢生(そうせい)
顎と歯の大きさがアンバランスで、歯並びがデコボコしている状態です。歯磨きがしづらく、むし歯のリスクが高まります。
上顎前突(出っ歯)
上の前歯が著しく前に出ている状態です。唇が閉じにくく、前歯が乾燥しやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
開咬(かいこう)
奥歯で噛んでも前歯の上下に隙間ができる状態です。食べ物を噛み切りにくく、発音にも影響が出ることがあります。
一方で「歯が少し重なっているだけ」などの軽度な症例では、すぐに矯正治療を始める必要がない場合もあります。お子さんの歯並びや噛み合わせについて心配な点がある場合は、まずは矯正歯科医院での診査診断を受けることをおすすめします。
小児歯科矯正における家庭でのサポート
歯磨き習慣の確立
小児歯科矯正を成功させるためには、お子さんの歯磨き習慣を確立することが非常に重要です。
楽しく歯磨きができる環境づくり
- お子さんの好きなキャラクターの歯ブラシを選ぶ
- 歯磨き時間を親子のコミュニケーションの場にする
- 歯磨きゲームアプリを活用する
正しい歯磨き方法の指導
- 歯科医師や歯科衛生士に指導してもらう
- 親が模範を示し、一緒に歯磨きをする
- 鏡を見ながら磨くことで、磨き残しを確認する
習慣化のための工夫
- 毎日同じ時間に歯磨きをする
- カレンダーにシールを貼って、達成感を味わう
- 歯磨きチェックリストを作成し、視覚化する
さらに、定期的に歯科医院で歯垢染色を行い、磨き残しの確認をすることも効果的です。お子さんの成長に合わせて、歯磨き習慣を楽しく身につけていきましょう。
食生活の管理
小児歯科矯正中のお子さんの食生活管理は、治療の成功と口腔の健康維持に重要な役割を果たします。以下のポイントに注意しながら、バランスの取れた食事を心がけましょう。
砂糖の摂取を控える
むし歯のリスクを減らすため、甘い食べ物や飲み物は控えめにしましょう。
カルシウムとビタミンDを積極的に摂取
- 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
- 小魚(いわし、さんま、しらすなど)
- 緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜など)
これらは、歯や骨の健康に欠かせない栄養素です。積極的な摂取をおすすめします。
よく噛む習慣をつける
顎の発達を促すためにも、以下のような食品をおすすめします。
- 根菜類(ごぼう、れんこんなど)
- きのこ類(しいたけ、えのきなど)
- 海藻類(わかめ、ひじきなど)
食事の際は、小さく切るなどして食べやすくする工夫も大切です。また、食後の歯磨きを徹底し、矯正装置や歯の周りに食べかすが残らないよう注意しましょう。このような食生活管理を通じて、お子さんの矯正治療をサポートし、健康的な口腔環境を維持できます。
モチベーション維持の工夫
子どもの矯正治療では、長期間にわたって装置を装着する必要があるため、お子さんのモチベーションを維持することが重要です。以下に、モチベーション維持のための効果的な工夫をご紹介します。
褒める
- 装置の装着や歯磨きなど、お子さんの頑張りを積極的に褒めましょう。
- 小さな進歩も見逃さず、具体的に褒めることでやる気を伸ばします。
楽しみの要素を取り入れる
- 装置のゴムやケースを好きな色や柄から選べるようにします。
- 歯磨きタイマーアプリの活用など、ゲーム感覚で取り組めるようにします。
家族で協力
- 家族全員で歯磨きの時間を設けるなど、共に取り組む雰囲気を作ります。
これらの工夫を組み合わせることで、お子さんの矯正治療へのモチベーションを高く保つことができます。お子さんの性格や好みに合わせて、実践してみてください。
小児歯科矯正なら浄水通りこが歯科・矯正歯科へ
小児歯科矯正の治療方法や方針には、様々な選択肢があります。
浄水通りこが歯科・矯正歯科では、お口の状態にもよりますが、基本的に6~7歳ころから開始する「早期矯正治療」をおすすめしています。以下が、浄水通りこが歯科・矯正歯科の小児歯科矯正治療の流れです。
小児歯科矯正のステップ1(治療期間の目安:3~6ヶ月)
お口まわりの筋肉・舌の悪い癖を改善するため、マウストレーを装着していただき、口呼吸から鼻呼吸への意識づけをしていただきます。
※日常生活でも「口を閉じ、鼻で呼吸する」という習慣が癖づくようにしていただきます。
小児歯科矯正のステップ2(治療期間の目安:6ヶ月程度)
矯正装置(取り外し可能)を用いて、狭い顎のスペースを拡げていきます。この時、上下の顎のバランスも整えます。
※治療期間の目安について:床拡大装置を使用する場合は6~10ヶ月、急速拡大装置を使用する場合は6ヶ月ほどです。
小児歯科矯正のステップ3(治療期間の目安:6~10ヶ月)
舌を正しい位置に導いて飲み込みの訓練をしながら、歯並びを整えていきます。また、鼻呼吸も定着するように訓練します。
小児歯科矯正のステップ4
保定装置(取り外し可能)を装着していただき、正しい位置に導いた歯が戻らないようにします。すべての歯が永久歯に生え替わり、きれいに並んだら治療期間は終了です。
※このタイミングでさらに調整が必要な場合は、成人矯正に移行します。
浄水通りこが歯科・矯正歯科では、お子さんの歯みがき指導も行っています。わからないこと・心配なことは、ぜひご相談ください。
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薬院エリアの小児歯科矯正は浄水通りこが歯科・矯正歯科にご相談ください
医院名 | 浄水通り こが歯科・矯正歯科 |
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法人名 | 医療法人 ティースファクトリー |
電話番号 | 092-533-7117 |
FAX番号 | 092-533-7118 |
住所 | 〒810-0028 福岡県福岡市中央区浄水通6-19 |
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休診日 | 木曜・日曜・祝日 ※祝日がある週の木曜は診療です。 |
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