【薬院】矯正歯科が教える歯列矯正マウスピースの正しいお手入れ方法

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【薬院】矯正歯科が教える歯列矯正マウスピースの正しいお手入れ方法

歯列矯正マウスピースの正しいお手入れ方法&歯列矯正中の口腔ケアを薬院の矯正歯科が教えます!

マウスピース矯正は、透明な樹脂製のマウスピースを使用するため、装着時の目立ちにくさが特徴です。また、食事や歯磨き時に取り外せるため、日常生活への影響が少ないのも魅力です。

こちらでは、薬院の浄水通りこが歯科・矯正歯科が歯列矯正の基礎知識として、マウスピースのケア方法と歯列矯正中の口腔ケアについてお伝えします。マウスピース矯正をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。

歯列矯正マウスピースのお手入れ方法(洗浄剤選び)

歯列矯正マウスピースのお手入れ方法(洗浄剤選び)

マウスピース用洗浄剤の選び方

マウスピース矯正を快適に続けるためには、適切なマウスピース用洗浄剤を選ぶことが重要です。入れ歯用洗浄剤は成分が強すぎる場合があり、マウスピースの強度を低下させる可能性がありますので、マウスピース専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。

マウスピース専用の洗浄剤は、タブレットタイプと泡タイプがあります。以下の特徴を踏まえて、使いわけます。

  • タブレットタイプ:つけ置き洗浄ができるタイプ、時間に余裕がある時におすすめ
  • 泡タイプ:吹きかけるだけで簡単に使えるタイプ、忙しい時や外出先での使用におすすめ

また、長期間使用するものですので、コストパフォーマンスも重要です。価格と内容量を比較し、自分に合ったものを選びましょう。専用洗剤で適切なケアを続けることで、マウスピース矯正をより快適に、効果的に行えます。

歯列矯正マウスピースのお手入れ方法(洗浄手順/乾燥・保管/間違ったケア方法)

歯列矯正マウスピースのお手入れ方法(洗浄手順/乾燥・保管/間違ったケア方法)

毎日の洗浄手順

マウスピース矯正の効果を最大限に引き出すためには、毎日の適切な洗浄が欠かせません。以下に、矯正歯科が推奨する毎日の洗浄手順をご紹介します。

マウスピース取り外し後の洗浄
  • ぬるま湯でマウスピースをすすぎます。
  • 専用洗浄剤または中性洗剤を使用し、柔らかい歯ブラシで優しく磨きます。
  • 特に内側の溝や凹凸部分を丁寧に洗います。
歯磨き・うがい
  • マウスピースを外している間に歯磨きとうがいを行います。
  • 歯間ブラシやフロスを使用し、歯間もしっかり清掃しましょう。
マウスピースのすすぎと装着
  • 洗浄後のマウスピースは流水でよくすすぎます。
  • 清潔なタオルで水分を拭き取ります。

※小児用の一期治療で使用するマウスピースに関しては乾燥が必要です。

※装着時は清潔な手で扱いましょう。

洗浄の注意点
  • 熱湯は使用しない(変形の原因になります)
  • 歯磨き粉での洗浄は避ける(研磨剤により傷つく可能性があります)
  • アルコールや漂白剤は使用しない(材質を傷めるおそれがあります)

毎日の洗浄を習慣化することで、マウスピースの清潔さを保ち、口腔内のトラブルを予防できます。また、定期的に歯科医院での専門的なクリーニングを受けることをおすすめします。

乾燥・保管の正しい方法

マウスピースの寿命を延ばし、清潔に保つためには、適切な乾燥と保管が欠かせません。以下に、専門医が推奨する正しい乾燥・保管方法をご紹介します。

洗浄後の水切り
  • キッチンペーパーや清潔なタオルで水分をしっかり拭き取ります。
  • 振り切るだけでは不十分です。水滴を残さないよう丁寧に拭きましょう。
自然乾燥(小児用の一期治療で使用するマウスピースの場合)
  • 直射日光や高温を避け、風通しの良い場所で乾燥させます。
  • 乾燥時間の目安は30分~1時間程度です。
保管ケースの選び方
  • 通気性の良い専用ケースを使用しましょう。
  • 密閉型のケースは湿気がこもりやすいので避けてください。
保管場所の注意点
  • 清潔で涼しい場所を選びましょう。
  • 洗面所や浴室など湿気の多い場所は避けてください。
  • ペットや小さなお子様の手の届かない場所に保管しましょう。
定期的なケースの洗浄
  • ケース自体も週1回程度、中性洗剤で洗浄し、よく乾燥させましょう。
外出時の携帯方法
  • 携帯用ケースを使用し、清潔なハンカチなどで包んで持ち歩きましょう。
長期保管時の注意点
  • 長期間使用しない場合は、十分に乾燥させてから密閉容器に入れて保管します。
  • カビや雑菌の繁殖を防ぐため、乾燥剤を一緒に入れるのも効果的です。

以上の点に注意して、マウスピースを適切に乾燥・保管することで、清潔さを保ち、効果的な矯正治療を続けましょう。疑問点がある場合は、担当の歯科医に相談することをおすすめします。

よくある間違ったケア方法

熱湯での洗浄

マウスピースは熱に弱いため、熱湯で洗浄すると変形の原因となります。ぬるま湯を使用しましょう。

歯磨き粉での洗浄

歯磨き粉に含まれる研磨剤がマウスピースを傷つける可能性があります。専用の洗浄剤を使用しましょう。

乾燥不足

洗浄後すぐにケースに入れると、雑菌が繁殖しやすくなります。十分に乾燥させてからケースに保管しましょう。

不適切な保管

直射日光や高温の場所に放置すると、マウスピースが変形するおそれがあります。涼しく乾燥した場所で保管しましょう。

これらの間違いを避け、正しいケア方法を実践することで、マウスピースの効果が最大限に発揮されます。

歯列矯正中の口腔ケア

装着前の歯磨きの重要性

歯垢の除去

歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、歯垢が歯とマウスピースの間に閉じ込められてしまいます。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

細菌の繁殖防止

口腔内の細菌は、マウスピース内で急速に繁殖する可能性があります。装着前の歯磨きは、この細菌の数を減らし、口腔内の衛生状態を保つうえで重要です。

マウスピースの清潔さを保つ

きれいな歯にマウスピースを装着することで、マウスピース自体の汚れも最小限に抑えられます。

装着前の歯磨きの手順
  • フッ素入り歯磨き粉を使用し、歯ブラシで丁寧に磨きます。
  • 歯間ブラシやフロスで歯間もしっかり清掃します。
  • 舌も忘れずに磨きます。
  • 口をすすいだ後、マウスピースを装着します。

飲食後のケア方法

すぐにうがいをする

食事や飲み物を摂取した直後は、口の中に食べかすなどが残っています。これらを放置すると、マウスピースを装着した際に歯や歯茎に悪影響を及ぼす可能性があります。まずは水でしっかりとうがいをし、口腔内を清潔に保ちましょう。うがいの後は、歯ブラシを使用して丁寧に歯を磨きます。

歯磨き時の注意点
  • 歯ブラシはやわらかめのものを選ぶ
  • 歯と歯の間、歯と歯茎の境目も丁寧に磨く
  • 歯磨き粉は研磨剤の少ないものを使用する
フロス・歯間ブラシの使用

歯ブラシだけでは取り切れない歯間の食べかすを除去するために、フロスや歯間ブラシを使用します。特に矯正中は歯と歯の間に食べかすが詰まりやすいですので、この工程は欠かせません。

マウスピース装着前の確認
  • マウスピースに汚れや異物が付着していないか
  • 変形や破損がないか
  • 異臭がしないか

口臭予防のテクニック

歯列矯正中は口臭が気になりやすくなります。マウスピース装着により唾液の分泌が減少し、口腔内が乾燥しやすくなるためです。しかし、適切なケアを行えば口臭を予防できます。以下に、効果的な口臭予防のテクニックをご紹介します。

水分補給を心がける
  • こまめに水を飲む
  • 糖分の多い飲み物は避ける
舌ブラシを使用する
  • 舌苔(舌の表面に付着する白い膜)を除去
  • 1日1回、就寝前に行うのがおすすめ
マウスウォッシュの活用
  • アルコールフリーのものを選ぶ
  • 使用後は水で口をすすがない
口腔乾燥対策
  • 唾液腺マッサージを行う
  • 唾液の分泌を促す食品(レモンなど)を適度に摂取
定期的な歯科検診
  • 3ヶ月に1回程度の受診を心がける
  • プロによるクリーニングを受ける

これらのテクニックを日常生活に取り入れることで、歯列矯正中も自信を持って会話を楽しめます。口腔内の健康維持にもつながりますので、より丁寧なケアを心がけましょう。

歯列矯正は浄水通りこが歯科・矯正歯科までご相談ください!

浄水通りこが歯科・矯正歯科が採用している歯列矯正のマウスピース型矯正装置は、透明で薄いマウスピースを一定期間ごとに取り替えながら(その度に少しずつ形が異なっていき)、歯を理想の位置に導いていく方法です。歯列矯正をお考えの方で、抜歯は必要なの?費用はどのくらい?などご不安な点がありましたら、浄水通りこが歯科・矯正歯科までご相談ください。

【薬院の矯正歯科】歯列矯正をお考えなら浄水通りこが歯科・矯正歯科へ

医院名 浄水通り こが歯科・矯正歯科
法人名 医療法人 ティースファクトリー
電話番号 092-533-7117
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