インプラント

インプラント

インプラント~
自分の歯のような噛み心地を~

インプラント~自分の歯のような噛み心地を~

インプラント治療とは、むし歯や歯周病、不慮の事故などで歯を失ってしまった部分の顎の骨に、チタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
インプラントの大きな特徴は、人工歯根が骨と結合してしっかりと固定される点。そのため自分の歯とほとんど変わらない感覚で食事や会話を楽しむことができ、見た目も非常に自然です。
また、他の治療法のように周囲の健康な歯を削ったり、負担をかけたりすることがないため、口全体の健康寿命を延ばすことにつながります。

こんな方にオススメです

  • 以前のように、硬いものもしっかり噛んで食事を楽しみたい
  • 入れ歯のガタつきや異物感が気になって集中できない
  • ブリッジのために、隣にある健康な歯を削ることに抵抗がある
  • 失った歯を補いたいが、見た目の美しさにもこだわりたい
  • 他の歯に負担をかけず、残っている歯をできるだけ長持ちさせたい
  • 発音を気にせず、思いっきり会話や笑顔を楽しみたい

当院がインプラントをお勧めする理由

当院では、インプラントを単に「失った歯を復活させる手段」としてではなく、お口全体の健康を長く維持するための選択肢として位置づけています。
歯を1本失ったまま放置したり、ブリッジで両隣の健康な歯を削って補ったりすると、そこに負担が集中し、周囲の歯や骨がゆっくりと悪くなっていくことがあります。インプラントは独立して機能するため、周りの歯に余計な負担をかけません。「周囲の歯を守るためのインプラント」という考え方のもと、本当に必要な方にのみインプラントをご提案し、費用面などの事情がある方には、部分入れ歯やブリッジなど別の選択肢もあわせてご案内しています。

失った歯を補う3つの選択肢:
インプラント・ブリッジ・
入れ歯の比較

歯を失った際の治療法には、それぞれメリットと考慮すべき点があります。
当院では患者様のライフスタイルやご希望に合わせて、より適した方法を提案しています。

特徴
インプラント
ブリッジ
入れ歯
噛む力
天然歯とほぼ同等に噛める
天然歯の6割程度
天然歯の2〜3割程度
周囲の歯への影響
独立しているため影響なし
両隣の歯を大きく削る必要がある
残っている歯にバネをかける負担がある
見た目の美しさ
天然歯に近く、非常に自然
被せ物の種類により良好
バネが見えることがある
違和感・使用感
ほとんどない
ほとんどない
厚みやガタつきを感じることがある
手術の有無
必要
不要
不要
治療期間
数ヶ月(骨との結合を待つため)
短期間(1〜2週間程度)
短期間(数週間程度)
保険適用の有無
原則、自費診療
保険適用が可能
保険適用が可能

当院のインプラント治療:
安全性を追求する2つの柱

感染リスクを低く抑える「2回法」の採用

感染リスクを低く抑える「2回法」の採用

当院では、安全性を重視し、原則として「2回法」のインプラント手術を採用しています。手間と時間はかかりますが、2回法のステップを確実に行うことで、インプラントの長期的な安定につながると考えています。

1回目の手術

インプラント体を骨に埋入した後、一度歯ぐきを完全に閉じて数ヶ月間休ませます。これにより、手術部位を外界から遮断し、細菌感染のリスクを最小限に抑えながら骨とインプラントを確実に結合させます。

2回目の手術

結合を確認後、歯ぐきを少し開けて人工歯を取り付けるための土台を装着します。

歯科用CTとシミュレーションソフトによる精密診断

歯科用CTとシミュレーションソフトによる精密診断

インプラント手術において最も重要なのは、顎の骨の厚みや密度、神経や血管の位置を正確に把握することです。当院では、高精度の歯科用CTによる3次元撮影を行い、専用のシミュレーションソフトを用いて、埋入位置や角度を0.1mm単位で計画します。
術前に「どこに、どの長さのインプラントを、どの角度で入れるか」を確定させることで、神経損傷などのリスクを大幅に低減し、より侵襲の少ない(身体に優しい)手術を実現しています。

骨が少ない方も、まずはご相談ください

「他院で骨が足りないのでインプラントは難しいと言われた」という方も、諦める前にぜひ一度ご相談ください。当院では、不足した骨を補うための骨造成処置(サイナスリフト、ソケットリフト、GBRなど)にも幅広く対応しており、精密なCT診断に基づいて適応を判断します。骨量に不安がある方も、まずは検査を受けていただくことをお勧めします。

恐怖心が強い方への配慮

「外科手術が怖い」「インプラントと聞くと不安になる」という方は少なくありません。当院では、そうした患者様には治療の最初の段階から丁寧にアプローチし、できる限り同じ歯科医師・歯科衛生士が担当することで、安心して通っていただける関係づくりを大切にしています。処置中の様子を見ながら声かけを行い、必要に応じて笑気麻酔(笑気吸入鎮静法)も併用し、不安や恐怖心を和らげながら治療を進めます。

インプラント治療の標準的な流れ

  1. STEP
    01

    カウンセリング・診査診断

    お悩みをお伺いし、CT撮影や血液検査等で口と全身の状態を確認します。

  2. STEP
    02

    治療計画のご提案

    シミュレーション結果に基づき、費用や期間、リスクについても詳しくご説明します。

  3. STEP
    03

    インプラント埋入(1次手術)

    人工歯根を顎の骨に埋入します。

  4. STEP
    04

    治癒期間

    インプラントと骨が結合するまで、約3〜6ヶ月程度待ちます。

  5. STEP
    05

    土台の装着(2次手術)

    人工歯を連結するためのパーツを取り付けます。

  6. STEP
    06

    人工歯(上部構造)の製作・装着

    型取りを行い、色や形にこだわった被せ物を装着します。

  7. STEP
    07

    メンテナンス

    定期的なチェックとクリーニングを開始します。

歯並びが気になる方へ:
成人矯正との組み合わせ

歯を失っている部分に加えて歯並びも気になる方には、最終的な歯並びのゴールを先にシミュレーションした上で、そのゴールに合わせてインプラントの埋入位置を決めていく治療アプローチも可能です。より自然で機能的な仕上がりを目指したい方は、成人矯正とあわせてご相談ください。

インプラントを長く使い続けるために:
周囲炎の予防とメンテナンス

インプラントを長く使い続けるために:周囲炎の予防とメンテナンス

インプラントは人工物であるため、むし歯になることはありません。しかし、その周囲の組織は、天然歯の歯周病と同じような症状が起こる「インプラント周囲炎」になるリスクがあります。
インプラント周囲炎は、自覚症状がないまま進行し、放置するとインプラントを支える骨が溶け、脱落の原因となります。天然歯よりも炎症の進行が早いため、歯科医院での定期的なメンテナンスを継続し、予防することが重要です。
当院では、担当の歯科衛生士が患者様のインプラントの状態を把握し、専門の器具を用いて汚れを徹底的に除去。被せ物のネジの緩みや、噛み合わせの変化も定期的にチェックし、微調整を行うことで、インプラントへの過度な負担を防ぎます。
インプラントは「入れて終わり」ではありません。新しいあなたの歯を大切に使い続けるために、当院も末永くサポートさせていただきます。

費用について

インプラントは自費診療となります。詳しくは料金表をご確認ください。

よくある質問

Q. 骨が少なくてもインプラントは可能ですか?

骨の量や状態によりますが、サイナスリフトやGBR(骨造成)などの処置を組み合わせることで、対応できるケースが多くあります。他院で難しいと言われた場合も、CTによる精密検査の上で改めて適応を判断しますので、まずは一度ご相談ください。

Q. 手術が怖いのですが、対応してもらえますか?

もちろんです。恐怖心が強い方には、できる限り同じ歯科医師・歯科衛生士が担当し、患者様の様子を見ながら丁寧に治療を進めます。笑気麻酔の併用も可能ですので、不安な点は遠慮なくお伝えください。